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タモリの禅問答、永ちゃんの「ポルシェ」…芸能人の愛すべき名言・迷言たち

平成芸能史プレイバック!

スタンダードな教えを禅問答へと昇華したタモリ

早くも「3年」を迎えようとしている「令和」だが、昨今は炎上の火種と即なりがちな“失言”を恐れてなのか、ネット上に情報が溢れ過ぎているせいなのか、芸能人をはじめとする著名人が大言壮語的に発信する名言や格言、迷言を耳に(目に)する機会がめっきりと減ってしまった印象がある……。というわけで、今日はまだ長閑(のどか)だった「平成」の頃に、海千山千な芸能人の面々から生まれた「偉大なる言葉」の数々を振り返ってみよう。

まず、トップバッターは石田純一。

石田純一とくれば「不倫は文化」なる稀代の名キャッチコピーが、もはや代名詞代わりとなりつつあるが(※本人曰く「そういうこと=不倫を全否定したら、芸術も全否定になっちゃいますよ」と発言しただけなのに、それを受けたマスコミが「不倫は文化」と短く要約しまっただけ…とのこと)、このヒト……じつはけっこうまとも(?)な名言も、地味に残している。

「告白するとフラれたとしても特別な存在になれる」

「恋愛は完全に確率論。やらなきゃ何も始まらない」

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「悶々と悩んでるヒマがあるなら、とにかく動け!」といった、ちまたにはびこる幾多もの名言の核となっている、ある意味スタンダードな着眼ではある。だが、そのポジティブシンキングをそれなりに知的に、しかも一番身近な“恋愛”に例える手腕は、さすがに色恋沙汰に関しては“結果を出している男”だけあって、説得力は抜群……かもしれない。

タモリも「名言の宝庫」と呼ばれてふさわしい、たくさんの“染み入る言葉”を残してきた一人であるが、そのなかでも筆者が一番好きなのはコレ!

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「やっぱり近道はないよ。真ん中の王道が近道なんだよ」

う〜ん、わかるようなわからないような……ただ、次の名言をセットにしてみると、その輪郭がおぼろげながらも明確になってくる。

「やりたいことが見つからないって言うけども、当たり前じゃないですかね。やってみてでしょ、これ。無駄なことばっかやってたほうがいいです」

前出した石田の名言にもある「とにかく動け!」的なニュアンスこそ似ているものの、どこか巧みに論点をはぐらかされたような……でも、何となく脳の引き出しに入れときたいような……。こうした“突き放し系”の名言こそがタモリの真骨頂なのかもしれない。