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33歳、エリートの妻が怒り狂った「養育費不払い夫」のヤバすぎる行動

居所を突き止め現実を知った

前編はこちら → 33歳、エリートの妻が青ざめた「暴力に狂う夫」との壮絶な結婚生活

海外勤務を希望する元夫からの「歯科矯正をしてほしい」という申し出を断ったことが引き金となり、ことあるごとに自分が理想とする「完璧な妻」を求めて、日常的に叱咤を繰り返すモラハラ夫に耐えていたという亜希子さん。

ある日、元夫が投げつけたワイングラス娘にあたりそうになり、亜希子さんは離婚を決意。離婚調停では養育費をめぐり審判にまでもつれ込んでいきました。

【今回のご相談者】
水上 亜希子 33歳(仮名、以下同。)

【家族構成】
水上 裕典 33歳(大手総合商社に勤務。)
真凛ちゃん 3歳

※以下でご紹介する事例につきましては、弁護士の守秘義務との関係で実際の事例が特定されることを避けるために、実際の事例での事実関係から一部変更しているものもありますので、予めご了承ください。 

離婚調停の流れ

その後、亜希子さんは当事務所にご依頼されて、離婚調停を申し立てられました。
  
ここで離婚調停の簡単な流れをご説明しておきます。

離婚調停は、原則として1ヵ月に一度程度の頻度で開かれます。夫側と妻側は別室で待機し、30分交代で、男女1名ずつで構成される調停委員と話をすることになります。調停委員は、お互いの話を聞いて、解決のための調整を試みます。

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調停離婚は、離婚成立した場合に、わざわざ公正証書を作る必要なく、強制執行をするための「債務名義」を手にいれることができますから、養育費を受け取る側にとってはとても便利です。

話し合いがつかなかった場合には、調停「不成立」となります。以上が離婚調停の大まかな流れです。

亜希子さんの離婚調停で、最大の争点になったのは「養育費の額」でした。