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# 介護

コロナで3割近くが赤字…病院のウラで「介護施設」でも悲鳴が聞こえはじめた…!

冬ボーナスもカットに…

病院の経営難ばかり報道されるが…

新型コロナウイルス感染拡大の影響で外来患者数・入院患者数の減少により、病院経営が苦境に立たされていることは、多くのメディアなどに取り上げられている。だが、医療・介護分野では介護施設も病院と同様に苦境に立たされていることは、あまり知られていない。

日本病院会など3団体の調査によると1407病院のうち、赤字病院は以下のようになっている。

赤字病院の割合
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2020年5月〜6月は全病院のうち6割以上の病院が赤字になっており、特に新型コロナ患者を受け入れている病院では8割以上の病院が赤字になるという深刻な状態だ。ただし、注目して欲しいのは前年同月で、新型コロナ発生以前にも3割から7割近い病院が赤字だったことがわかる。

つまり、新型コロナが病院経営に与えた影響を赤字割合の増加で見た場合、新型コロナ患者を受け入れた病院の5月の前年同月比39.9%増が最大で、新型コロナ患者の受け入れがない病院の6月の前年同月比11.4%増が最小ということになる。

一方で、福祉医療機構が行った9月の「新型コロナウイルス感染症の影響等調査」によると、特別養護老人ホーム経営・運営している472 施設のうち、5月24.6%、6月29.0%、7月23.9%の施設が赤字となっている。

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これは、確かに新型コロナ患者を受け入れた病院ほどの影響は出ていないが、それでも6月実績のように3割近い施設が赤字となるなど、介護施設にも大きな影響が出ていると言えよう。