Illustration by Adrian Mann/Future Publishing via Getty Images

帰還まであと3日!「はやぶさ2」は6年前の今日地球を旅立ちました

サイエンス365days

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

初代「はやぶさ」との違いは?

2014年の今日(12月3日)、小惑星探査機「はやぶさ2」は、H-IIAロケット26号機によって種子島宇宙センターから打ち上げられました。

2003年にISAS(現・JAXA)が小惑星「イチカワ」を目的地として打ち上げた探査機「はやぶさ」は、世界で初めて小惑星からサンプルを採取し、地球に持ち帰ることに成功しました。いくつも故障を乗り越えて懸命に地球に帰還した姿は、国民に感動を与えました。

この後継機として2014年に小惑星「リュウグウ」を目的地として打ち上げられたのが「はやぶさ2」です。初代に比べてアンテナの形が大きく異なります。1つのパラボラアンテナの代わりに2つの平面アンテナを使うことで、一度に大量のデータを送れるように進化しました。また、初代は小惑星表面の砂を持ち帰るミッションだったのに対し、はやぶさ2は人工的にクレーターを作り出すことで内部の物質を持ち帰ることが任務です。

はやぶさ2 Illustration by Adrian Mann/Future Publishing via Getty Images

「はやぶさ2」は、2018年にリュウグウに到着し、地表探査機を使った観測を行いました。本体の着陸による探査も2019年に成功させ、現在は地球への帰還準備に入っています。何事もなければ、3日後の12月6日に大気圏に再突入する予定です。

歴史的瞬間を楽しみに待ちましょう!