毎日の暮らしのなかにどれくらいプラスチック製品があるか知っていますか? 使い捨ては便利。でも少しの工夫で環境にも人にも優しい生活ができるんです。完璧じゃなくてもいい、できることからはじめる“プラレス生活”のヒントをご紹介。

今回は、取り入れやす具体例として、「歯ブラシ」「ボールペン」をピックアップします。

TOOTHBRUSH
歯ブラシ

【歯ブラシの素材】
ブラシ(天然毛ではない場合):ナイロン、飽和ポリエステル樹脂など
ハンドル:ポリプロピレン、ポリエステル
ハンドル(滑り止め部分):熱可塑性エラストマーなど合成樹脂

プラスチックごみによる海の汚染が深刻となり、世界的に問題視されているのがプラスチック製の歯ブラシ。とくにホテルや旅館などに置いてある使い捨て歯ブラシです。

スウェーデンの歯ブラシメーカー・Humble Brush社の調査によると、世界で1年間に廃棄されている歯ブラシの量は約36億本。一般的な歯ブラシはブラシ部分もハンドル部分もプラスチック由来の素材でできていますから、排出されるプラスチックごみの量は大変なものです。

世界的な脱プラの風潮を受けて、日本でも使い捨て歯ブラシを廃止する宿泊施設が増えてきました。そこで今回、その件についてどう思うか、編集部で調査を行いました。

世界の歯ブラシ廃棄量
→1年間に約36億本
これは世界的な数字ですが、では日本の家庭での使用量はどうでしょう? 今回の調査で1~3ヵ月に歯ブラシを買い換える人が約8割だったので、平均2ヵ月に1本として、1年間に6本。人口を1億2000万人として8割の人が年間6本使うとすると約5.7億本になります。(出典/The Humble Co.)