photo by gettyimages

石原さとみ、小松菜奈…「世界で最も美しい顔」に選ばれた女性たちの変遷

容姿ランク付けの是非

批判も多い

毎年年末に発表されて世界中で話題となる「世界で最も美しい顔トップ100」。その2020年版のノミネートが映画評論サイトのTC Candlerから発表された。

このランキングは、アメリカ在住の自称・映画評論家である「TC Candler」という男性が独自に選んで毎年YouTubeで発表しているものだ。1990年にスタートし、今年で31回を迎える。要は世界の著名人の容姿ランキングであり、容姿をランク付けすることへの批判は年々増す一方だ。

しかも、このランキングの知名度が高いのはアジアのこと。アジア人が多数ランクインするため、アジア圏ではメディアでも大きく取り上げられるが、本国アメリカでは知名度が低いのが現状のようだ。2019年の1位にはTWICEのツウィが選出されている。

TWICEのツウィ photo by gettyimages

TC Candeler自身は、以下の注意書きを記している。

「The Independent Critics List is not a popularity contest.(人気コンテストではない)」

「The Independent Critics List intends to inform public opinion rather than reflect it.(世論を反映したものというより、世論に発信するもの)」

「lists are very subjective(ランキングはとても主観的である)」

今回、日本人でノミネートされたのは、下記の10名だ。

小松菜奈(女優)
モモ/平井もも(TWICE)
ミナ/名井南(TWICE)
サナ/湊崎紗夏(TWICE)
林ゆめ(モデル)
木佐貫まや(モデル)
宮脇咲良(IZONE)
石原さとみ(女優)
山本舞香(女優)
スミナ・シュトゥーダー(ヴァイオリニスト)
 

また、近年の日本人女性のランクインの変遷を振り返ってみると、以下のようになる。

2008年 かでなれおん(37位)
2010年 佐々木希(33位)
2011年 佐々木希(71位)
2012年 桐谷美玲(12位)、佐々木希(25歳)、黒木メイサ(54位)
2013年 石原さとみ(32位)、佐々木希(41位)、桐谷美玲(46位)、島崎遥香(56位)、浜崎あゆみ(60位)、上戸彩(99位)
2014年 桐谷美玲(8位)、石原さとみ(25位)、佐々木希(43位)、島崎遥香(50位)
2015年 石原さとみ(19位)、桐谷美玲(31位)、島崎遥香(74位)、佐々木希(84位)
2016年 石原さとみ(6位)、桐谷美玲(38位)、島崎遥香(92位)
2017年 サナ/湊崎紗夏(21位)、石原さとみ(34位)、小松菜奈(38位)、Niki/丹羽仁希(84位)
2018年 小松菜奈(31位)、石原さとみ(43位)、サナ/湊崎紗夏(46位)、Niki/丹羽仁希(75位)、篠崎愛(84位)
2019年 山本舞香(22位)、小松菜奈(41位)、サナ/湊崎紗夏(48位)、石原さとみ(62位)、岡田奈々(65位)、Niki/丹羽仁希(76位)、ミナ/名井南(91位)

いかがだろうか。世界で活躍し日本を代表する女優やアーティストが選出されており、その活躍は「美しい顔」ではなく、凄まじい努力によるものだろう。「美しい顔」にこだわらず、「影響力のある人」たちなのである。

ルッキズムの極みともいえる本企画、2020年版のランキング発表もまたもや波乱を呼びそうだ。