FRaU Webでフリーアナウンサー中村仁美さんが連載している「騒がしくも愛おしい日々」(毎月1回・第1水曜日更新)。さまぁ~ずの大竹一樹さんとの結婚後、母として、妻として、そして一人の女性として、感じたこと、考えたことを、中村仁美さんならではの目線で綴っています。

今年も残すところあと2ヵ月。クリスマスプレゼントについて考えていた中村さんが、夫のまさかの行動に愕然……。互いの考え方の違いにぶつかりながらも、共同作業で三男くんの「卒乳」に励む中で抱いた、「夫や息子たちへの思い」とは?

人は十人十色だからこそ、おもしろい。中村さんが大切にしたいと改めて誓った「家族のカタチ」について、文章に綴っていただきました。

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夫がコソコソ……その理由に愕然

最近めっきり秋めいてきた、というかすぐそこに冬を感じるようになりました。
今年もあと2ヵ月。
10月のハロウィンもそうですが、今年は季節のイベントを友人たちと楽しむことが難しく、振り返ると“平坦な”毎日だったような。何事もなくここまで“平坦な”日々を送れたということは、むしろ幸せだったということでしょうか。

来月に迫ったクリスマスも、今年は家族だけで楽しむことになりそうです。
ただ、サンタクロースはコロナに関係なく、きっと来てくれるはず。
サンタクロースの都合もあるので、そろそろ何をプレゼントにお願いするのか決めなくてはいけません。

長男は今使っているのが小さくなったのでそれを次男に譲り、新しく大人用のキックボードが欲しいそうです。次男は聞くたびにコロコロ変わるので、もう少し待つことにしました。

長男が書いた詞。写真提供/中村仁美

そんなある日、夫と息子達が散歩から帰ってくると、長男が何か言いたげな表情をしています。
それを察して夫が「いいよ、今言わなくて」となんだかコソコソ。
なんだ?なんだ?と玄関の外を見てみると……長男・次男のキックボードの横に、大人用のキックボードが並んでいるではありませんか‼
え?! なんで??

その場では思いを押し殺し、その後、仕事先から“なぜ相談もなくあげてしまったのか?”と怒りのメールを送ると「もう品薄で最後の一台っていうし、運動神経伸び盛りだから一日でも早く遊ばせるのが大事かな、と思いきってあげてみた」との返事が。

完売する前に購入してくれたのはありがたい。
でも、なぜ一人で思いきったのか?
クリスマスプレゼントの候補だ、と伝えていなかった私も悪いのですが、消しゴムやキーホルダーならいざ知らず、なぜこんな大物を一言の相談もなくあげてしまったのか……。