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ラーメン二郎を食べた後の「異常の幸福感」とは何なのか…その意外な正体

「生きている」という実感

「並ぶのが嫌だ」と言うけれど

ラーメン二郎に行ってみたいとおもってるのだが、まだ一度も行けないままだ、という人はけっこういるようだ。

たしかに、一人でぶらっとは入りにくい店だとおもう。

「面倒なルールがあるようなのに親切に教えてくれなさそう」、というところがまず障壁になっているのだろう。

それと並んで「いつも混んでいる」というのも、初めての人が行きにくい要因になっている。

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いちどSNSで見かけたものに「ラーメン二郎を食べたことなく、食べてみたいとおもっているけど、食べないのは、ルールがどうとかよりも必ず並ばなきゃいけないのが嫌だから」というのがあった。

それはわかる。

並ぶのはいやだというのはふつうの感覚としてわかる。

生きていくうえで、なるべく並ぶのを減らしたいというのは、ふつうの感覚だろう。

私もそうおもう。

ただ、現代日本でまったく並ばないで人生を生き抜こうとするのもまた、むずかしい。

とくに都市部で生きてるかぎりは避けられないだろう(すごく人が少ない地方で生きてるなら避けられるかもしれないけど)。

みんな「行列」を選んで生きている。

しかたないとおもう列にはふつうに並び、これは必要がないとおもえば並ばずにスルーする。そういう取捨選択をして生きている。