〔PHOTO〕gettyimages

リーグ連覇の名将・原辰徳、コロナ危機でも巨人は圧倒的に強かった…!

全員野球、選手とはLINEでやりとりも

令和の巨人軍、111試合目での連覇達成。

63勝41敗7分、勝率.606。原監督は歴代3位タイの自身9度目のリーグ優勝を勝ち取った。マジック点灯後、ゴールイン間際で多少もたついたものの印象的には独走優勝と言ってもいいだろう。

無観客で始まる120試合制でセ・リーグにはクライマックスシリーズもない。このコロナ禍の前例のないペナントを制した2020年の巨人を、スポーツ各紙掲載の原監督コメントとともに振り返ってみよう。

2020年の巨人軍

かなり昔の出来事にも感じるが、開幕は当初の予定より約3か月遅れの6月19日、東京ドームでの阪神戦だった。同日に都道府県をまたぐ移動が解禁、テーマパークなどの観光施設も相次いで再開した。ユニクロの布製マスク「エアリズム」が発売され、銀座店には長蛇の列。プロ野球だけでなく、世の中全体が新たな生活様式へ動き出そうとしていた。

〔PHOTO〕gettyimages
 

「巨人は未来永劫続く。開幕戦がそういう1勝になるのも幸運。6000の数字に、86年目を迎える重みを感じます」(6月20日付スポニチ)

スタートがプロ野球史上初の球団通算6000勝のメモリアルゲームという、原辰徳の引きの強さは今年も健在だった(ドラフトのクジ引きは弱いけど)。

開幕戦の7回裏、無人のスタンドに逆転2ランを放った吉川尚輝を、原監督はベンチ前でエアグータッチのお出迎え。球団最多タイの開幕戦4勝目を挙げた“令和の大エース”菅野智之の連勝記録もこの試合から始まった。

「うちにはいない野性味あふれるタイプの選手。守備もいろんな位置を守れるということで、間違いなく戦力になってくれるでしょう」(6月26日付スポーツ報知)