「寒くなる冬」の防寒アウター商戦、“真の勝者”はどのブランドだ?

ワークマン、ビバホームも参戦!
磯部 孝 プロフィール

今年の取り組みが明暗を分ける

防寒アウターは、金額が割高でも顧客の価値観と合致しやすく、売上高も利益額も稼げる花形商品。それだけに各社が力を入れて開発を行うため厳しい競争環境にもある。

しかも、すでに広く消費者に行き渡ってしまっている。前もって買っておく必要もなく、寒くなってはじめて買おうかな?という気持ちが生まれる程度。結局、商品が大きく動くフックは「気温」という外部要因なのだ。

 

今年は例年並みの「寒い冬」が期待されることから、昨年比で防寒アウターは売れるだろう。しかし、それは単に「気温が追い風となっただけ」という事実を各社は忘れてはいけない。

だからこそ今年の防寒商戦は、新たな付加価値を提供する商品が多数登場しているのだろう。将来を見据えて、新機軸の商品の可能性を探りながら企画・販売したブランドこそが、長い目で見た時に勝者となってくるはずだ。