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占いはインチキ…? 霊感ナシでも占いが成立することを示す「ある実験」

なぜ私たちは占いを求めるのだろうか

日本の占いを含むスピリチュアル市場は、およそ1兆円。エステの市場規模3,500億円と比べると、それがいかに大きいか分かる。

私も例外ではなく、新卒時には先輩に連れられて占いの門をくぐり、ネットでは気軽に無料占いを試す。無料占いだって、そこに広告が貼られている以上は市場規模へ貢献しているはずだ。

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下火になった「オカルト検証」ブーム

こういう話を聞くと、占いを信じない人は「どうせインチキなのに、なんでそんな金を落とすんだ」と思うだろう。思い起こせば1990年後半からは、オカルトブームが到来。「霊能力者 vs 科学者」なんて企画も頻繁に組まれていた。

いまは巨大な市場規模とは裏腹に、こういった検証が減った印象がある。みんな表面では「占いやら霊なんて信じていませんよ」という顔をしながら、1兆円を使っているわけだ。

私は占いを「信じるときもあるし、信じないこともある」中間くらいの立ち位置にいる。だからこそ、こういった検証にはちょうどいいだろうと思って、あるチャレンジをした。占い師が、どこまで「占いの情報以外で結果を変えうるか」調べたのである。