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投資で大儲けするのは、YouTuberで成功するのと同じくらい「無理ゲー」です

HIKAKINになれない人はどうする?
長引くコロナ渦で、ますますハードモードになりつつあるこの社会。そんな中、なるべくお金を使わずに、賢く生きていく方法を教えてくれるのは、新刊『とにかく死なないための「しょぼい投資」の話』を上梓した「えらいてんちょう」さんだ。「こうすれば誰でも儲かる」といったうまい話を鵜呑みにするな、と警告するえらいてんちょうさん。YouTuberを引き合いに、身の丈に合った投資のすすめを語ってくれた。

父さん、会社を辞めて……

有名なギャグというか、小噺というか、いわゆるネットの「有名コピペ」の類に、「父さん、会社を辞めてYouTuberで食っていこうと思うんだ」というのがあります。

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これが実際どういう意味かのちゃんとした解説はあまり見たことがありませんが、本当にこれをお父さんに言われたとしたら、家族は頭を抱えますよね。

別にYouTuberが悪いとは言わないけれど、突然どうしたの? そもそも父さん、そんなにYouTubeで動画見てるっけ? どんなYouTuberがいて、どんなジャンルのどんなコンテンツがウケてるか知ってる?

有名で再生数も多くて、めちゃくちゃ稼いでいるHIKAKINみたいなYouTuberもいるけど、多くの人は全然チャンネル登録数も伸びなくて、収益も上がらずに困ってるし、いつの間にかやめちゃうYouTuberも多いんだよ。そんな中で、父さんが稼げるYouTuberになるための武器はなんなの?

 

そもそも、まず動画を作る練習をするとか、試しに動画を上げて反応を見るとかして、これは間違いなく行けるという計算ができてから会社を辞めても遅くないんじゃないの?

家族の反論としてはまあこんな感じでしょう。どれもぐうの音も出ない正論ですね。そしてこれは、YouTubeをそのまま投資に置き換えても問題なく意味が通ります。