2020年まで私たちが生きてきた「土の時代」とは何だったのか

「経済」が支配した220年間
いま、新型コロナウィルスが世界構造を根底から揺るがしている。実は占星術においても2020年は、約220年ぶりに「土の時代」から「風の時代」へと激変する年と言われている。そもそも私たちが生まれて以来今まで生きてきた「土の時代」と呼ばれる時代とは一体どんなものだったのか。新刊『「風の時代」に自分を最適化する方法 220年ぶりに変わる世界の星を読む』を上梓する「星読みヒーラー」yuji氏が教えてくれた。
 

多くの国で君主制・王政がしかれていた「火」の時代

土の時代からこれからの風の時代へのシフターといえる存在がCOVID–19だとしたら、今私たちがまだ片足を残しているほう、つまり土の時代となったときには一体何が起き、どうやってルールが変わっていったのでしょうか。その辺りをこの項では深く掘り下げてみたいと思います。

まず、土の時代の一つ前の火の時代には、世界の多くの地域で君主制・王政がしかれていました。

世襲制・嫡男が家督を継ぐ・徳川幕府のように御三家から後継者を出すシステム等々、国によってその様式は異なりますが、基本的には家柄と血筋がものをいう時代でした。

王様を筆頭に、王族・貴族階級、騎士階級と続き、その下には一般人が続く国家が出来上がっていました(古代ローマではこの下に奴隷が続く)。

ほとんどの場合その階級は絶対で、生まれた瞬間に社会的な属性が決まっていました。

そしてその絶対王政・階級固定主義に対して反旗を翻したのが1789年に起きたフランス革命であり、1776年のアメリカ独立宣言ではないでしょうか。

ジョン・トランブルの絵画「アメリカ独立宣言」[Photo by gettyimages]

これらは“既得権保持者”に対して革命を起こし、その主権を民の側に移行することに成功したものであり、統治を跳ね返し、独立した存在として認めさせた、歴史的にも非常にエポックメイキングな出来事でした。

そしてそれができた要因は2国ともに旧体制側が財政難に陥っていて体力がなかったこと、そしてフランスの場合は君主の圧政に苦しんでいた市民を“都市の裕福な資本家=ブルジョアジー”がうまく取り込んで、一気に資本主義革命なるものを成功させたことにあります。

こうして世界は洋の東西を問わず、政治の主権が“持てるものたち”へと移っていくこととなりました。