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騙されるな!「具体的な儲け話」に限ってウソ、ハズレが多い4つの理由

大事なお金をドブに捨てないために
長引くコロナ禍で、ますますハードモードになりつつあるこの社会。そんな中、なるべくお金を使わずに、賢く生きていく方法を教えてくれるのは、新刊『とにかく死なないための「しょぼい投資」の話』を上梓した「えらいてんちょう」さんだ。インターネットや出版物などでよく見かける、「こうすれば儲かる!」といった甘い言葉。えらいてんちょうさんは、こうした儲け話にはウソやハズレが多いと警鐘を鳴らす。その理由を4つにまとめてくれた。

「未来予測」は当たらない

この世に存在する、お金や資産に関する出版物やインターネット上の情報には、いますぐお金を儲けるための具体的な方法論を解説しているものが山ほどあります。「これからはこんな株が来る」とか、「こんな方法で金儲けしよう」とか。

もちろん、それをまったく知らなくていいとは言いません。お金の儲け方は、知らないよりは知っていたほうがいい。

でも、とりあえずいま生きていくのに汲々、という人が、その方法論を鵜呑みにしてそのままやってみても、まあかなりの確率で、ただお金をドブに捨てるだけでしょうね。仮に最初の1回はうまくいったとしても、数年単位で使える方法論というのは、具体的なものであればあるほど少ないのです。

その理由は4つありまして、1つめは単純に「未来予測は基本的に当たらない」ということです。

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「こうすれば儲かるよ」という具体的方法論が正解かどうかは、少なくともその時点では誰にもわからないわけです。確実な未来なんてないですからね。簡単に言えば、コロナ禍前に世界の現状を予測していた本がありますかね、ということです。

古本屋に行くと、予測が大ハズレになってしまった投資の本が多くて思わず笑ってしまいます。大ハズレだったから古本屋に並ぶんだ、という因果関係を考慮しても、大ハズレの本を買ってしまった人がいるから古本屋にあるわけでして、ああ、誰かが信じて買って、損しちゃったんだろうなあという、なんとも言えない気持ちになります。