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持ち帰り率は40%!「てんや」が天丼弁当に3割多くタレをかけ続ける理由

“しんなり”具合の好みには地域差が

コロナ禍の在宅勤務で「弁当」が再注目

今年の春から「持ち帰り弁当」が、より脚光を浴びている。もちろん理由は、新型コロナウイルスの影響だ。

以前から、弁当を含む「中食」(=なかしょく。調理された総菜や弁当を持ち帰り、家庭や職場などで食べる)市場は拡大が続いており、10兆円の市場規模に達していた。

それがコロナ禍における外出自粛や、通勤しないでリモートワーク中心となり、消費者は持ち帰り弁当に再注目。配達してもらうデリバリーの需要も増えた。

天丼てんや浅草店(編集部撮影)
 

一方、店内での飲食需要が減ったレストランも居酒屋も食堂も弁当販売に進出。これまで手がけなかった店が販売する光景を見た人も多いだろう。

だが、本稿で取り上げる「天丼てんや」はもともと持ち帰り弁当に強い。コロナ以前から販売数全体の約30%、日本中が外出自粛となった期間(店舗によって営業自粛や営業時間短縮を実施)は同60%に達し、現在も40%だという。

なぜ「てんや」で持ち帰り弁当を注文する人が多いのか。その裏事情を探ってみた。