幼いころから山に親しまれてきて

ここでは、両陛下の登山のルートを振り返ってみましょう。

山梨県の甲府盆地の北東に位置する大菩薩嶺は、標高2,057m。富士山や南アルプスの山々、大菩薩湖などの絶景を楽しむことができます。2,000m級の山ですが、標高1,700mくらいに駐車場を備えた山小屋があるので、山頂までは300m程度。初心者向け、中級者向けのさまざまなコースがあり、都内から日帰り登山できる山として人気を集めています。

2002年9月12日(木)、天皇皇后両陛下は東宮御所から福ちゃん荘(標高1,720m)へ向かい、登山を開始。雷岩~大菩薩嶺~神部岩~妙見ノ頭(御昼食)~大菩薩峠~石丸峠というルートで、登山を楽しまれました。

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天皇陛下が初めて登山に向かわれたのは5歳の時だそうです。上皇陛下とご一緒に、長野県軽井沢の近くの離山(1,255m)に登られました。軽井沢の標高は1,000mくらいなので標高差は約200m。紅葉の季節はカエデやモミジの散策路がとても美しく、気軽に散策を楽しむことができる山として親しまれています。

その後も継続して登山を楽しまれるようになった陛下は、日本山岳会員、日本山岳写真協会の特別会員としてもご活動なさっています。雅子さまとご一緒でないときは、山小屋で宿泊するコースで登山を楽しまれることもあります。