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「高級タワマン強盗」で露呈した「マンション防犯」大きな落とし穴

「万全セキュリティ」は本当に万全?

タワマンのセキュリティはどうなっている?

10月27日、東京・中目黒の高級タワーマンションで起こった、現金約600万円の強盗事件。大金もさることながら、白昼堂々の侵入、しかも犯人が未成年であったことから、「万全セキュリティ」を謳う高級タワマンの防犯に疑問を思った人も多いのではないだろうか。

被害があったと思われるマンションの物件情報を見てみると、防犯カメラ、エントランスのオートロック、TVモニター付きインターホン、24 時間セキュリティシステム(機械警備)など、「定番」ともいえる防犯設備は当然のようにある。

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高級マンションだけに、館内にはコンシェルジュや管理員、清掃員など管理会社の従業員が働いていたはずだ。さらに、世帯数が多い大規模マンションだけに他のマンション住民の目もあるだろう。

ただ、結論から言えば、セキュリティをどれだけ充実させても、活用できなければ何の意味もない。あなたが住むマンションで、同じような強盗被害が起きないとも限らない。世帯や管理組合で、「盲点」がないかしっかりと確認しておこう。

まず、マンションセキュリティの代表格であるオートロック。特に分譲マンションを賃貸に出した場合、オートロックの有無で人気や賃料に大きく影響が出るため、近年のマンションでは「必須」とも言える設備になっている。

だが、同じオートロックに見えても導入されはじめた初期のものや、「一重」のオートロックは、簡単に進入することができてしまう。

よく言われるところでは、「共連れ(ともづれ)」といってオートロックを解除して先に入った住民に不審者が一緒についていく方法だ。最近は宅配便やウーバーイーツなどを頼む人も増えているため、エントランスの開閉の頻度は以前より高くなっていると思われる。

このタイプのマンションでは、それぞれの住民がオートロックを解除した際に、後ろをついてくる人がいないかを確認すると予防につながる。