【漫画】高齢者による「被害額762円の万引き」は、起訴か不起訴か

『リーガルエッグ』第2話を無料公開

いきなり取り調べ

弁護士、裁判官、検察官――日本の司法を担う「法曹三者」になるためには司法試験合格後、「司法修習生」として1年間の修習を経なければならない。その司法修習生の実態を描いた漫画『リーガルエッグ』(原作:河本ほむら、作画:木綿八十子)が青年漫画誌イブニング(講談社)にて連載中だ。

主人公は、立派な法律家になることを夢見る司法修習生・筒松誠。司法試験合格者であり、『賭けグルイ』の作者である河本ほむら氏が原作を手掛けているだけあって、作中には「司法修習生あるある」が散りばめられている。

現代ビジネスにて出張連載中の最新話では、筒松は第一の現場である検察研修で実際の事件を受け持つことになる。記録と証拠の精査、調書作り、不起訴か起訴か、起訴するなら罪名求刑は何か…すべてを行うというのだ。

指導検事は、修習生たちにこう述べる。

「君達が犯罪者を定義するんだ 生半可な態度では困る 相応の覚悟で臨むように」

これは実際の司法修習で行われていることで、検察修習中の司法修習生は、くわしいやり方を教えられることなく、即刻取り調べや被疑者へのアポイントを取らなければない。

また、検察・弁護・民事裁判・刑事裁判それぞれ2ヶ月しか修習がないので、スケジュールはかなり厳しめとなっている。ただ、68期以降は、実務修習に入る前に、司法研修所での導入修習が設けられているようだ。

筒松が担当する案件は、「被害額762円の万引き」。被疑者は万引きで不起訴が2回、罰金1回の処分を受けている。つまり4回も万引きで捕まったということだ。果たして起訴か不起訴か、判断を迫られる――。法曹の卵たちの熱きドラマを体感してほしい。

 

担当編集より一言

司法試験合格という異例のキャリアを持つ河本ほむら氏を原作に迎えた本作。やっとの思いで司法試験に合格した司法修習生・筒松はすぐさま検察の実務に駆り出されます。やり方を特に教えてもらえる訳ではなく、いきなり本物の事件の取り調べをしなくてはなりません。

これまでの勉強には正解が与えられてきました。対して実務は被疑者、被害者の様々な事情があり、複雑です。自分の中で正解を出し、判断を下さなくてはなりません。その判断が人の人生を左右してしまったとしても…。

「法律ってなんだ!?」その答えを見つけるため奔走する、若き司法修習生たちのドラマを見届けてください!

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単行本第1巻が10月23日に発売!