大損しかねない… photo/gettyimages

買ってはいけない! 証券会社が勧める「ヤバい金融商品」を全公開する

隠れた「手数料」があるんです…

「投資メリット」を強調しているウラで…

新型コロナ禍にともなう経済の深刻な悪化を受けて、世界中で金利が低下している。経済の悪化を食い止めるために、各国の中央銀行による未曾有の金融緩和政策が断行されているからだ。

わが国は新型コロナ禍が発生する以前から日銀によるマイナス金利政策が実施されていただけに、いよいよ、世の中の金利は押しつぶされてしまった。

そうしたなかで、個人の資産形成、資産運用の金利離れが加速していると思いきや、必ずしも、そうとは言い切れない。

確かに、日本国債を筆頭に、国内で発行された普通債券の金利は大きく低下し、投資商品としての魅力は失われがちなのだが、その一方で、証券会社などが積極的に投資を勧めている債券はある。外国通貨建て社債である。

営業マンたちが売り歩いている… photo/iStock
 

そのなかでも、劣後社債は普通債券よりも金利水準が高めに設定されているため、「日米金利差」などという観点から投資メリットが強調されている。

劣後債は「劣後特約付債券」の略である。社債は発行企業が破綻しない限り、一定の金利がつき、満期時には投資元本が払い戻される。劣後社債は破綻した際に弁済順位が低くなる債券である。