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米中どちらを取れば…世界経済「中国ひとり勝ち」で、日本に「ピンチ」と「チャンス」が同時にやってきた

中国GDP「4.9%成長」の衝撃

中国経済の「ひとり勝ち」が鮮明になってきた。新型コロナウイルスの蔓延で世界各国の経済活動が大きく落ち込む中で、いち早く感染を「封じ込めた」中国の経済回復が急ピッチで進んでいる。

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中国国家統計局が10月19日発表した2020年7-9月期の国内総生産(GDP)は、物価変動の影響を除いた実質ベースで前年同期比4.9%のプラス成長となった。

中国武漢で新型コロナが拡大した1-3月期は6.8%のマイナスになったが、4-6月期は3.2%のプラスに転換、7-9月期は2期連続のプラス成長になった。

米国は10月29日に7-9月期のGDPを発表するが、こちらは前期比年率35.3%と見込まれている。

ここで注意が必要なのは、中国のGDP統計は前年同期比なのに対し、米国は前期比でしかも年率という点だ。ロックダウンで経済が止まった4-6月期のマイナス31.4%という過去最悪の数字と比較しているのだから、当然V字回復となるわけで、「記録的な成長」と言ってもあまり意味がない。

中国同様に前年同期比にすればマイナスで、到底、元の水準に戻るわけではないのだ。

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