*画像はすべて筆者提供

コロナ禍でも「ワークマン」絶好調の秘訣!期限もノルマも課さない「しない経営」

東京商工リサーチが10月26日に発表したデータによれば「新型コロナ」関連の経営破綻(負債1000万未満も含む)の合計数が651社に達した。中でも飲食、アパレル、宿泊行の苦境が目立つ。しかし、そのような逆風の中でも4月以外のすべての月で前年対比二桁成長を記録し、絶好調と言えるのが「ワークマン」だ。同社の強さの源泉はどこにあるのか? 経営コンサルタントで、『巣ごもり消費マーケティング』などの著書もある竹内謙礼氏が解説する。

コロナ禍でも絶好調!

ワークマンの新業態「#ワークマン女子」に注目が集まっている。レディース向けの高機能ウエアを主力にした店舗は、「安い」「高機能」「オシャレ」をウリにしてお客さんが殺到。開店初日は整理券を配って3時間待ちという異常事態となった。

 

私もプレオープン日に取材をして、これは面白いと思って某Web媒体で記事を書かせてもらった。分かりやすくユニクロと対比するつもりで書いたが、これが煽り過ぎてしまったのか、アパレル業界の専門家の方々から「ユニクロ超えなど適当なことを書くな!」とお叱りの言葉を多数頂いた。ごもっともな話で、ユニクロの国内売上に比べてワークマンの売上は8分の1しかない。超えられるわけがないのだ。

それでも、コロナ禍におけるワークマンの業績は絶好調だ。2020年3月期のチェーン全体の売上は1220億円で前年同月比31.2%増。営業利益も41.7%増と、苦戦するアパレル業界で頭一つ抜け出している。コロナ禍の業績を広報担当者に尋ねたところ「4月以外はすべての月で前年対比二桁成長」と、驚異的な業績が続いている。

ワークマンの成長の秘訣は何か。

ちょうどいいタイミングで、ワークマンを急成長させた“仕掛け人”の土屋哲雄専務が『ワークマン式「しない経営」』(ダイヤモンド社)を出版したので、その本を読みながら、ワークマンの強さを探ることにした。

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