新垣りえさんは体外受精など不妊治療の末、台湾で卵子提供を受けて出産。現在は自身の仕事の関係で台湾で暮らしています。台湾の育児で驚かされたのは、「母親が他人の力を借りるのが当然」という空気があったこと。日本で大変な育児の話を聞かされてきたからこそ、「力を借りて当然」という空気や国のサポートのおかげで、女性が出産・育児を決断しやすい環境にあることも身に染みて感じたといいます。

そんな台湾での子育て事情を伝える連載「他人力育児」、今回は他人力を使いまくってきた新垣さんが、ひとりで生後10ヵ月のお子さんを連れ、海外出張に行かざるを得なくなった話を伝えてもらいます。
子連れの飛行機はただでさえ本当に大変。果たしてコロナ禍で新垣さんはどうなったのでしょうか。

漫画/すぎうらゆう

漫画で再現する「海外出張with Baby」

漫画/すぎうらゆう

「普段から他人力頼りまくりのあなたが、随分思い切ったね」「このコロナ禍で本当に大丈夫なの?」「怖すぎるわ」。普段は育児において私が何をしても応援してくれる友人達からですら、心配する声の方が多かった。なんのことかというと、9月半ばに生後10ヵ月になったばかりの息子を連れてスイスに出張に行ってきたのです。結論から言ってしまうと、本当に多難で、他人力をいつもより借りないと成立しない出張でした。