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「松本、動きます」から約1年…“再び”動き出した松本人志がテレビと芸人を救うか?

松本絡みのお笑い特番が急増中

「松本、動きます」というツイートを覚えているだろうか。これは昨年7月20日、松本人志が闇営業騒動に関する宮迫博之と田村亮の会見直後に投稿したツイート。松本はすぐに吉本興業の大崎洋会長、岡本昭彦社長と話し合いの場を持ち、事態の沈静化につなげた。

内容こそまったく異なるが、1年あまり過ぎた今秋、再び松本が動き出している。

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現在、浜田雅功とのコンビで出演しているのは『水曜日のダウンタウン』(TBS系)、『ダウンタウンDX』(読売テレビ・日本テレビ系)、『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)、『ガキの使いやあらへんで』(日本テレビ系)。

単独出演している『ワイドナショー』(フジテレビ系)、『松本家の休日』(朝日放送・テレビ朝日系)、『探偵!ナイトスクープ』(朝日放送・テレビ朝日系)のレギュラー番組をこなしつつ、お笑い特番に連続出演して実験的な笑いを連発しているのだ。

まず9月5日に冠特番『審査員長・松本人志』(TBS系)に出演。「松本人志を審査員長に据えて、今まで開かれたことのなかった新しいコンテストを開催する」というコンセプトの特番だが、松本は序盤から前面に立ってボケ、終盤までリアクションを取るなど、精力的な姿が目立った。

次に9月26日に放送された『お笑いの日2020』は「ネタに特化した8時間生放送」という超大型コンテンツ。松本は総勢120人超の芸人を束ねるように通しでMCを務めて、まるで音楽フェスのような長時間番組を盛り上げ続けた。

 

さらに、10月24日に放送された冠特番『まっちゃんねる』(フジテレビ系)は、「松本人志が地上波でとにかく面白いことを探ってみる実験的バラエティ」という攻めのコンセプト。

自身がAmazonプライム・ビデオで手がける人気シリーズ『ドキュメンタル』のアレンジ版『女子メンタル』を地上波のフジテレビに持ち込むなど、バラエティの可能性を追求する姿勢を随所に見せた。

いずれも、これまではなかった革新的な特番であり、しかも特筆すべきは「大御所」「ご意見番」というポジションに留まることの多かった松本が前面に出て笑いを誘っていたこと。まさに1年前の名言、「松本、動きます」を彷彿させる使命感を感じてしまうのだ。

松本絡みのお笑い特番が増えているのはなぜなのか。また、どんな狙いが推察されるのか。