意味はないけど忘れない、変わった名前の理由

友森玲子さんが主宰しているボランティア団体「ランコントレ・ミグノン」で現在ケアしている保護動物やミグノンを卒業した動物たちの近況などを連載でお伝えしている『毎日猫さん、ときどき犬くん』

今回は、3月末に一度ご紹介した隠れ甘えん坊の猫「河 口子(かわくちこ)ちゃん」のその後をお伝えします。

以前記事にしたとき、口子ちゃんの名前に注目が集まりました。文字から「中国出身?」「河口湖で保護されたの?」「河原?それとも川の河口で保護されたのかしら?」とさまざまな想像が飛び交った河 口子ちゃん。

でも、期待を裏切るようで申し訳ないのですが、そんな出生の秘密があるわけではなく、額の部分がキジ柄の中に白い河が流れ、河口のような模様だったので、「河 口子」と命名。河 口子ちゃんといっしょに保護された姉妹猫は、河 口子ちゃんからの「河スワンちゃん」と名付けたのです。スワンちゃんはすでに新しいおうちが見つかって卒業していきました。

撮影/山内信也
名前:河 口子(かわくちこ)ちゃん
性別:女の子
年齢:3歳半
性格:怖がりさんでしたが、今ではかなりの甘えん坊

脱怖がりさん、今ではすっかり甘えん坊に

河 口子ちゃん以外にもミグノンにいる動物たちの名前は変わっているね、と言われることが多いのですが、実は深い意味はありません。次々と保護動物がやってくるため、名前が重ならないように、その子の特徴やその場の雰囲気やノリを重視してつけることがほとんどです。

でも、名前が変わってる!ということがきっかけで、保護動物たちに関心を持ってださる方も、意外と多いので、変わった名前も役に立っているのかもしれません。

毎年、動物愛護週間に行っている『いぬねこなかまフェス』でも、ラストは、町田康さんが作った『名前の歌』をみんなで歌うのが定番になっています。ミグノンにいる動物たちのちょっと変わった名前を連呼し、名前を歌うだけなのですが、歌とともにスクリーンに映し出される動物たちの写真を見ると、みんな生きてて良かったな、とか、センターにいたときこうだったな、とかいろんなことを思い出します。

トパーズ色のクリクリ瞳がかわいい。口子ちゃん。写真/ミグノン

そして、現在の河 口子ちゃんですが、ますます甘えん坊度がアップしていると預かりボランティアさんから報告がありました。保護した当初は、人を見るとシャーシャーと言う怖がりさんでしたが、ボラさんたちのケアで、次第に人馴れしていきました。

ただ、譲渡会のような人が多いところは苦手で、本領を発揮できず固まってしまうこともありました。いつもかわいくてご機嫌なのに、今もおうちが決まらなかったのはそんな理由もあったから。初対面だと緊張してしまう動物も多いので、普段どうなのか、日ごろケアしている人に詳しく話を聞くことも大事ですね。

七三分けの髪形みたいな柄がなんともユニークな口子さん。写真/ミグノン
いつもご機嫌で、よく遊びよく寝る口子ちゃん。写真/ミグノン

そんな内弁慶な口子ちゃんですが、最近は気が付くと、そばでピッタリと肌を寄せにきてくれたり、夜はいっしょに寝てくれることもあるんだとか。すっかり甘えん坊に変身してしまったようです。

キジ柄のロングしっぽ。なんだかワオキツネザルみたいです。写真/ミグノン

河 口子ちゃんと家族になりたい方は、こちらの譲渡条件をお読みください。

取材・文/FRaU編集部

まだまだ、たくさんの保護動物がいます。ミグノンの保護動物一覧はこちらに

ウサギの飼育多頭崩壊発生で「預かりさん」も募集中です

3月にウサギの飼育多頭崩壊が発覚し、友森さんの団体「ランコントレ・ミグノン」で、約70匹ものウサギを保護することになりました。それに伴い、譲渡してくれる方だけでなく、ウサギのケアをしてくれる「預かりさん」も募集しています。預かりボランティアとウサギの飼育に関しては下記をご確認ください。

預かりボランティアって何?

うさぎの飼養に必要なものは?

上記をご確認の上、【預かりボランティア登録フォーム】からご登録をお願いします。追って、ランコントレ・ミグノンのボランティアから随時ご連絡を差し上げます。

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仕事の合間にボランティアで保護活動を行なっているため、電話での問い合わせや見学の受付を行なっておりません。順番にお返事を差し上げますので、ご用件はお問い合わせフォームよりお願いします。