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あの強豪校が「箱根駅伝」に出られない…衝撃が走った「中央学院大」落選のウラ側

低温、ナイキシューズ…指揮官が語った敗因
酒井 政人 プロフィール

監督してのミス、それが原因

なぜ中央学大は落選したのか。その原因を尋ねると、「録画したレースを観ましたが、結論から言うと、私の監督としてのミスだったと思います」と川崎監督は一切言い訳をしなかった。

それどころか、川崎監督は20歳以上も年下になる順大・長門俊介駅伝監督に連絡を取り、教えを受けている。順大は川崎監督の母校で、今回の予選会はダントツのトップ通過を果たしているチームだ。

「長門監督に今回の戦略、寒さ対策、厚底シューズの活用法などを教えてくれないか、とお願いしたところ、彼は素直にぜんぶ教えてくれました。それを聞くと、私の対策は不十分だったなと思います。

6年ぶりの出場なので、選手たちは予選会を経験していませんし、落ちる恐怖も知りません。正月の箱根駅伝でシードを落としたときから、『予選会は厳しいぞ』『落ちる可能性はゼロではないぞ』という話をしてきたんですけど、私自身も『落ちることはないだろう』という気持ちが正直ありました。その過信から、予選会の対策、緻密さに欠けたなと大いに反省しています」

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まず川崎監督が一番見誤ったと感じているのが予選会の急激なレベルアップだ。トップ通過の順大は過去最速記録を6分以上も更新する10時間23分34秒。例年と異なり、終盤の起伏部分がなくなったことを考慮しても驚異的な記録だった。

「正直、ここまで上がるとは思っていませんでした。選手たちが予定通りに走り、パーフェクトの内容だとしても3位相当でした。その辺から計算が狂っていたように思います」

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