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あの強豪校が「箱根駅伝」に出られない…衝撃が走った「中央学院大」落選のウラ側

低温、ナイキシューズ…指揮官が語った敗因
酒井 政人 プロフィール

それでも通過できると思っていた

前方を走った2人は栗原が個人16位でゴールするも、髙橋は終盤失速して同88位。2つめのグループで設定タイムを上回れたのは小島慎也 (2年)だけだった。3つめのグループはまずまず機能するも、10人がそろったのは9番目。予選通過は微妙な状況だった。

「ゴールした時点では10番か、11番か。際どいなと思いました。一部のSNSで中央学大は9位という情報を得ていたので、選手たちは『なんとか通過できただろう』と思っていたようです。10位のチームが発表されたときは、正直、愕然としました」

10位は専大で10時間33分59秒。中央学大は12位で10時間34分36秒だった。わずか37秒差で、19年連続出場を逃した。ひとり当たり4秒というタイム差になる。専大は7年ぶりの箱根復帰だった。日常生活ではさほど気にならない数秒が天国と地獄を隔てたことになる。

 

発表直後、川崎監督は選手たちに声をかけていない。なにも言葉が出なかったという。千葉県我孫子市にある寮に帰ってからミーティングをしたが、川崎監督は多くを語ることはなかった。

「私のなかで整理がついていませんでしたので、詳しいことは話していません。ただ、選手たちに所見を提出しなさい、ということを伝えて解散しました」

予選会の翌日、レースに出場しなかった選手たちは予定通りに学内トライアルを実施。月曜日は各自練習のため、火曜日から通常の練習が始まった。

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