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「英語を学べばお金持ちになれる」ウォール街出身の投資家が断言するワケ

最速で英語力をアップする方法
日本にいながら世界のニュースをチェックでき、翻訳ツールも発達している今、もはや英語をマスターする必要はないと考える人もいるだろう。それでもなお、「お金持ちになるためには、英語は欠かせない」というのは、世界の投資・経済を知り尽くし、初著書『世界のお金持ちが実践するお金の増やし方』が話題となっている高橋ダン氏だ。日本のメディアのみに頼らず、英語を駆使して世界中から情報収集することの重要性について語ってもらった。

英語を学べばお金も増える

お金を増やすには英語が欠かせません。

国際会計事務所大手のPwCの世界の時価総額トップ100社(2020年3月)によると、トップ50に日本の企業は1社しかありません。トヨタ自動車が29位です。

ランキング上位に名を連ねているのは多くがアメリカやヨーロッパ、中国の企業です。

とはいえ、これらの時価総額の高い企業に投資を勧めているわけではありません。ここで私が言いたいのは、世界で時価総額の高い企業が英語を使うことが多いので、世界の多くの金融システムも英語で構築されているということ。

株式や債券、コモディティなどほぼすべての相場は英語で動いています。ドル建てETFもほとんどがアメリカの市場と連動しています。なぜならアメリカの金融市場が最も大きいからです。また、会社の決算書を読むときも英語が必要になることがあります。

私は日本の金融制度がもっと強く、公平になってほしいと思っています。たとえば、日本の税制は大半の日本人にとって不利な制度になっています。しかし多くの日本人はそれに気づいていません。

英語が理解できれば、海外と比較して「いかに日本の制度がおかしいか」ということに気づけます。そして世界のことを知って自分の世界を広くすれば、自然とお金を増やす方法も身につくはずです。

アメリカのパウエルFRB議長の発言やトランプ大統領の発言を日本のメディアに頼らず、自分で理解することは重要です。

そのときに必要なのは、相手が「何と言っているか」ではなく「どう言っているか」だと思います。発音の強さによっても、言葉のニュアンスが変わります。だからこそ、自分で聞き取る必要があるのです。

 

私は20年以上英語の中で暮らしてきましたが、いま日本語が何とか話せるのも、母親や他の人の日本語をずっと聞いていたから、そしてボストン時代、サボりながらも日本語補習校に通って日本語を学んでいたからです。

英語を聞き取る練習を始めてほしいと思いますし、子どもにもできるだけ早く、正しい発音の英語を聞かせることをおすすめします。

英語を学びたい人は、私の2つのYouTubeチャンネル「DanTakahashi」と「高橋ダン」をぜひ活用してください。日本語バージョンと英語バージョンを別々のチャンネルで配信しています。自動字幕をツールバーで設定して、英語を学びながら世界のニュース情報を得ることができます。