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GDPを鵜呑みにするな!中国経済の実態は「PMI」で明らかになる

今後、中国は大きく回復する?
今やこの国を抜かしては世界経済を語れない、というほど存在感を増している中国。だが、中国政府が公表しているGDPには怪しい部分があり、実情がつかめないと感じている人も少なくないだろう。そこで、国内外の投資・経済を知り尽くし、著書『世界のお金持ちが実践するお金の増やし方』がベストセラーとなっている高橋ダン氏に、GDPの代わりとなる、比較的信用できる経済指標を教えてもらった。

PMIが重要な3つの理由

世界経済を語るうえで中国の存在は欠かせません。中国共産党の影響力は強いものの、今後どうなるかは誰にも予測できないので、常にウォッチしておくべき国です。

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では、中国経済の現状を知るために、どの指標を見ればいいのか。おすすめは「PMI(Purchasing Manager's Index=購買担当者景気指数)」です。

PMIとは、毎月企業の購買担当者に新規受注や生産、雇用の状況などについてアンケート調査した結果を表したデータです。

一般的に、PMI数値が50を上回る状態が続くと景気拡大、逆に50を下回る状態が続くと景気減速を示します。

中国のPMIは国家統計局(NBS)が公表しているものと民間企業(Caixim)が公表しているものがあります。

 

PMIが重要な理由は、(1)月次で発表されるデータなので現状を把握するのに参考になる(※GDPは四半期に一度)、(2)中国はまだ製造業で国が動いている、(3)経営者心理が反映されているからです。