10月29日 世界初の家庭用ビデオ規格が発表(1969年)

科学 今日はこんな日

地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

1969年の今日、世界初の家庭用ビデオ規格「U規格」が発表されました。

 

U規格はソニー、松下(現・パナソニック)、日本ビクター(現・JVCケンウッド)が共同して開発したカセットテープの規格です。

1971年にソニーは、このカセットテープを「Uマチック」という名前で売り出しました。U規格には3/4インチ(19mm)のテープが使われていたため、その大きさは縦18.6cm、横12.3cmと、A5サイズの紙くらいの大きさでした。価格は1本5000円と、当時の物価を考慮に入れれば決して安くない商品でした。

また、当時のカラーテレビの普及率は40%と低かったため、家庭用ビデオテープの需要は高くありませんでした。Uマチックの販売は、「社会と家庭生活に一大変化が」の宣伝文句通りにはいかなかったのです。その後、家庭用ビデオテープのシェアは、後継のVHSなどに取って代わられていきました。

SONYのUマチック Photo by Getty Images