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今年で誕生から150年!今日が「電報の日」になった理由とは?

科学 今日はこんな日

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

日本で電報がスタートして150年!

今日、11月5日は電報の日です。電報を申し込むときの電話番号が「115」であることが由来となっています。日本に電報が誕生したのは1870年のことで、今年は誕生150周年にあたります。

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電報が日本に導入されたのはアレクサンダー・グラハム・ベル(Alexander Graham Bell、1847-1922)が電話を発明する6年前のことであり、新しい通信手段として重宝されました。ただし、利用できる区間は東京・横浜間に限定されていました。

 

当初は、フランスのブレゲ社が製作した「ブレゲ式指字電信機」という機械が使われていました。これは、送信機の取っ手を回転させて刻印された文字を指示することで電流が流れ、受信機の針も指定された文字の位置まで回転するといった仕組みのものでした。東京都の郵政博物館に所蔵されている「ブレゲ式指字電信機」は、2002年に国の重要文化財に指定されています。

ブレゲ式指字電信機 Photo by Getty Images

しかし、この電信機では受信側がの動きを常に見ていなければならないという難点がありました。そこで、モールス信号を用いて送受信を行う方式の電信機が使われるようになりました。

電話が普及するにつれ電報の使用は少なくなっていきましたが、現在でも電報は慶弔時に利用されています。台紙が押し花になったものや、線香が付いたもの、カタログギフト付きのものまで、様々なサービスも登場しています。