ヴィトンに行列 photo/gettyimages
# 富裕層

コロナで「資産が激増した人」たちが、いま世界中で「高級ブランド」を買いまくっていた…!

コロナの世界中での新規感染者数は、最多を更新する日もありその猛威はとどまるところを知りません。一方で、コロナを比較的にコントロールしているアジアやオセアニアの国々では個人消費に明るい兆しも見えてきています。今回はその主役となっている高級ブランドについて、その急回復のトレンドと背景にある要因について紹介します。

マリーナサンズにできたアップルストア
 

マリーナベイサンズ前のアップルストア

今、シンガポールで最も注目を集めている施設に、マリーナベイサンズ (MBS)の前に新たにできたアップルストアがあります。シンガポールを象徴する建物であるMBSに引けを取らない奇抜なデザインで、海上に位置する球体の建物に地下のショッピングモールからアプローチする構造です。

シンガポールでは新型コロナの感染が外国人労働者中心で、こうした労働者が暮らす隔離された寮以外のいわゆる市中感染は9月以降ずっと1桁が続いています。10月に入ってからは、外国人労働者も含めた国全体の感染者数でも1日に1桁まで落ちてきて、市中感染についてはゼロの日が過半となっています。

新型コロナの脅威がシンガポールにおいてはほぼなくなり、街中の様子もマスクをしていること以外は、コロナ前と変わりなくなってきています。

コロナ前よりも明らかに人出が増えているのが高級ブランド店です。後述するようなマクロトレンドを受けて、富裕層ほど資産額と手元資金が増えていて、そうしたお金が高級ブランドの消費に流れ込んでいます。