TWICEやITZYを有する韓国の芸能事務所JYPエンターテインメント(以下、JYP)とソニーミュージックが共同開催したサバイバルオーディション番組『Nizi Project(通称:虹プロ)」から誕生したガールズグループ「NiziU」が、いよいよ12月にデビューする。プレデビュー曲「Make You Happy」のMVはすでに1億回再生を超えるほどの人気だ。

韓国のアイドル育成システムを下敷きにしたトレーニングスタイルや評価方法、そして審査員であるJ. Y. Park氏のキャラクターも大きな注目を浴びた虹プロ。実は韓国には、こうしたサバイバルオーディション番組が数多く存在する。中でも話題になったものを、楽しみ方別に紹介したい。

推しの成長を見守りたい人には…

デビューを懸けた「デビューサバイバルもの」の醍醐味といえば、自分の「推し」を決めて応援していくスタイル。課題評価やほかのメンバー達との関係性などを通して、それぞれの個性や成長を知りながらプロになるまでを追いかけてゆく過程には、他のエンターテイメントにはないカタルシスがある。

「SIXTEEN」(2015年 Mnet)はNiziUの先輩であるTWICEを生んだデビューサバイバル番組。虹プロと同様にJ. Y. Park氏とスタッフが審査に当たっていたものの、メンバー選抜にはファンによる投票も含まれていたため、また違った緊張感が生まれていた。直前にデビュー予定が霧散したメンバーが多かったこともあり、切実で赤裸々な人間模様も見どころだ。

ちなみに、ファン投票があった影響で、TWICEはデビュー前から韓国の大手ウェブサービスにそれぞれのメンバーのコミュニティが創設され、それがTWICEの人気の大きなベースになったと言われている。

虹プロ自体がSIXTEENの流れを踏襲している部分もあり、虹プロにハマった人には一番入りやすいサバイバルかもしれない。ITZYのチェリョンやYGエンターテインメント(以下、YG)傘下のレーベルでソロデビューしたSOMIなど、現在は別の形で活躍している脱落メンバーも多い。