巨人の原辰徳監督[Photo by gettyimages]

【データで判明】原巨人・歴代最強クリーンナップは阿部、長野、坂本だった!

名バッターで振り返る、栄光の歴史

最強のクリーンナップは誰だ?

2002年に初めて監督に就任した原辰徳。14シーズン目の指揮をとった今年の9月11日に、川上哲治が持つ巨人監督としての勝利数記録1066を抜いた。単一球団での監督勝利数としては南海の鶴岡一人の1773勝についで2位となる(NPB史上通算監督勝利数でも歴代11位)。

巨人の原辰徳監督[Photo by gettyimages]
 

原巨人のクリーンナップと聞かれると、昨年の坂本勇人・丸佳浩・岡本和真をはじめ、さまざまな3人組の顔が思い浮かぶ。しかし実際のところ、どのクリーンナップが最強だったのだろうか。今回は原監督のこれまでの勝利の原動力となった各年度のクリーンナップをセイバーメトリクスの指標で評価し、ランキング形式で紹介する。

セイバーメトリクスとは、統計学的手法を用いて過去のプレーデータから客観的な選手評価方法や戦術評価を考察する研究分野である。経験則や“勘”といった不確定要素を排除し、データに基づいた球団運営を行うことで、正当な選手評価と効果的な戦術選択が可能となった。

例えば、「打点」を例にとると、日本では打撃三冠の一つとされ、大きな評価軸となる指標である。しかし打点が少ない打者だからといって、その打者が打撃力で劣っていると一概には言えないことが多々ある。それは打点が前の打者の出塁率に大きく依存するからだ。