よく離婚の原因で「性格の不一致」という話を聞く。しかし実際には性格の不一致とはどのようなことだろうか。37歳の女性が34歳のときの離婚から3年かけて立ち直ったエピソードを紐解くと、「見極め」のやり方が見えてくる――。

旅行先の空港で置いてきぼり!?

「元夫に最初に不信感を抱いたのは、結婚して間もなくの旅行でのことでした。最終日の1日くらい前から体調を崩し、帰国日当日に現地の空港内にある病院で熱を測ったらなんと39度。

あまりの高熱と吐き気に「このまま飛行機に乗って帰れるだろうか…」と自信がなくなり不安になりました。その時に元夫が『僕は帰るけど、君はこのまま残ってもいいよ』と言ったんです。

ショックでした。まさか、旅行先の空港で置いてきぼりにされるなんて思いもよりませんでしたから。急に心細くなり、キャビンアテンダントの方の助けを借りながら、私も元夫と一緒に慌てて飛行機に乗り込みました」

Image by iStock

こう語るのは、現在37歳の留美さん(仮名)だ。いまから 3年前に9年間連れ添った元夫の義男さんと協議離婚し、現在に至っている。冒頭のエピソードは、これが原因で離婚したわけではないといいながらも、その後離婚につながる象徴的なものだという。

「帰国後すぐに空港内の病院に行き、ただの風邪だったので本当に安心しました。家に着く頃には熱も下がったので、元夫に『なんであの時に置いて帰ろうとしたの?』と尋ねました。すると、なんで聞くの? という様子で、それが最適な判断と思ったからと言われ、さらに愕然としました。

旅行先で体調管理ができなかった私も悪いですが、自分は帰るにしてもせめて『宿は準備したから今日はそこに泊まって、体調を整えて帰って来ればいいよ』の一言くらいは欲しかった」