「科捜研の女」を支える沢口靖子と榊マリコの持つ「魔法」の正体

「マリコ寿司を握る」はやはり名作
高堀 冬彦 プロフィール

若者からベテランまで

科捜研メンバーも魅力的だ。映像データ担当を主に担当するのはアミちゃんこと涌田亜美(山本ひかる、29)。口癖は「ラジャー!」。マリコの天然ボケの理解者でもある。

銃器鑑定など物理の担当はロタ君こと橋口呂太(渡部 秀、28)。風丘教授が差し入れてくれるお菓子に目がない無邪気な若者だ。

化学担当の宇佐見裕也(風間トオル、58)は絵に描いたような紳士だから、モテる。科捜研ファンならご記憶の通り、シーズン13の途中まで映像データ担当だった吉崎泰乃(奥田恵梨華、39)がぞっこんだった。

マリコと土門の進展も気になる…! テレビ朝日『科捜研の女』HPより
 

所長の日野は科捜研のトップなのに、マリコのせいで藤倉刑事部長からよく叱られるので、かわいそうな人でもある。その藤倉刑事部長を演じる金田明夫は、同じ枠で9月まで放送されていた『警視庁・捜査一課長』では、内藤剛志が演じた大岩純一捜査一課長の部下だった。小山田大介管理官役である。

瞬く間に上司と部下が入れ替わりながら、それでも見る側に「まぁ、いいか」と思わせる。マリコの存在に限らず、『科捜研』は不思議に満ちている。