2020.10.27

テレワークで「サボる」人たち、実は「94%」が出勤していてもサボっていた…!

越川 慎司 プロフィール

周りの人を「巻き込む」力

■「5%」社員は、一般社員の3.2倍「ありがとう」を口にする

「5%社員」は社内外の人たちを巻き込む力を持っています。サポートしてもらったら、言葉でしっかり「ありがとう」と伝えています。「5%社員」が発する感謝の頻度は、一般社員の実に3.2倍でした。とくに「トップ5%の管理職」は、部下に対して「ありがとう」という感謝の気持ちを伝えることが多く、他の管理職の4.1倍以上。部下と厚い信頼でつながり、テレワーク中であっても気軽に「今ちょっといい?」と言い合える関係を構築しています。

■「5%社員」は重要度を重視、「95%社員」は緊急度を重視

95%の一般社員のうち97%は、「緊急性が高い仕事」に注力します。ただ、「緊急度は高いが重要度が低い仕事」にも手を出してしまい、時間を浪費しています。一方、「5%社員」は、緊急度が低いものの、重要度が高い仕事を行うことに注力します。それが成果を出し続けるうえでのポイントになることを知っているのです。

 
■「5%社員」は伝わる資料を作る

「5%社員」は凝り過ぎた資料を作りません。いきなりPowerPointを立ち上げたりせず、メモを使ってその攻め方を練っていきます。まずは手書きで戦略を練り、そして誰に、どのように行動してほしいのかシナリオを考えます。彼らは、「伝える」ことよりも「伝わること」を目指しているため、相手の頭の中に入れるべき重要なことを見極め、資料の中で視覚を通して相手に「伝わる」ようにしています。

photo by iStock

「サボる人はどこでもサボる」という真実

■テレワークでサボる人の94%が出勤していてもサボっていた

コロナ以前の2019年、在宅勤務を実施していた625人のPCログを解析し、匿名でアンケートも取りました。すると、5時間以上ゲームをしていたり、ずっとネットショッピングをしているなど、約14%の社員がサボっていたことが明らかになりました。

衝撃だったのは「その後」です。サボる社員を追跡調査したところ、うち94%がオフィスへ出勤しても、やはりサボっていました。サボるかサボらないかは、場所ではなく、職責と評価の問題だと再認識することができました。

一方、「5%社員」は、上司と共に行動目標を決め、テレワーク中も率先してチームメンバー全員に進捗状況を報告・共有しています。情報の透明性を保ち、進捗を示すことで不要なサボり疑惑が起こることを自然に回避しています。

このような「5%社員」が行っている「進捗の見せる化」をクライアント企業29社で実証実験したところ、一般社員でもサボる人が減少するという効果が出ました

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