photo by Munechika Nishida

最速実機レビュー!「iPhone 12」7つの凄みと1つの不満点

ライバル「Pixel 5」と徹底比較

5Gスマホ特有の“難しさ”

10月23日より発売になる「iPhone 12」「iPhone 12 Pro」の実機製品レビューをお届けする。前回のこの連載で解説したように、iPhone 12は、ひと言で説明するなら「5G時代に向けて大きなリニューアルを果たしたiPhone」である。

【写真】「iPhone 12 Proシルバーとブルー 「iPhone 12 Pro(シルバー)」(右)と、「iPhone 12(ブルー)」(左)。どちらも10月23日より発売される

では、今回のリニューアルで、iPhoneにはどのような新たな価値が生じたのか? この点は慎重に考える必要がある。

筆者の手元にはいま、アップルのライバルであるGoogleの新スマホ「Pixel 5」の評価機材も届いている。両者は、使えば使うほど、「違う性格」を備えた機器であることがわかる。

【写真】Googleの5G対応スマホ「Pixel 5」Googleの5G対応スマホ「Pixel 5」。カラーはブラック。こちらは10月15日より発売中

両者の「相異なる性格」とはなにか? この点を探っていくことで、5G時代を迎えたスマホが抱える“難しさ”も見えてきた。

 

「iPhoneらしさ」への回帰

まずは、デザイン面を見てみよう。

iPhone 12シリーズは、近年つづいてきた丸みを帯びたデザインが一新され、角が立った四角い印象のボディへと変更された。四角いボディは、iPhoneではかつて、6年間にわたって使われてきた(そして最近まで、iPhone SEに使われていた)モチーフなので、「iPhoneといえばこれ!」という印象をもっている人も少なくないだろう。

【写真】iPhone 12。角が立った四角いデザインに戻ったiPhone 12。背面が光沢仕上げのガラス、サイドがマット仕上げのアルミとなっている。角が立った四角いデザインに戻った
【写真】iPhone 12 Pro。サイズはiPhone 12と同じiPhone 12 Pro。上位機種だが、サイズはiPhone 12と同じ。背面がマット仕上げのガラス、サイドが光沢仕上げのアルミとなっている
【写真】iPhone 11 Pro MaxとiPhone 12 Pro手前(右)がiPhone 11 Pro Max、後ろ(左)がiPhone 12 Pro。同じ光沢仕上げだが、丸みを帯びたボディと四角いボディとでは、筐体そのものの印象がずいぶん異なる
iPhone 【写真】12 Proのシルバー(左)と、パシフィックブルー(右)iPhone 12 Proのシルバー(左)と、パシフィックブルー(右)

仕上げはとてもいい。

レビュー用に今回、使ったのは、iPhone 12 Proがシルバー、iPhone 12がブルーのモデル。シルバーの強く光るサイドも魅力的だが、落ち着いた色合いのブルーも気に入った。