「4、5年前から、急激に左に曲がるようになった」という悩みを抱える三田さんのスイングは、G1メソッドによる改造でどう変わっていくのか。
板橋コーチは前回レッスンの最後で、次回までの“宿題ドリル”を三田さんに課した。
第2回となる今回はまず、その宿題ドリルの内容から紹介しよう。
(取材・文/水品 壽孝)
板橋コーチが三田さんに課した宿題ドリルは、10月7日に発売され、早くも大きな話題となっている練習器具「イメージフェイス」と「イメージスイング」を用いておこなう。まずは「イメージフェイス」を用いたドリルから。
イメージフェイスとは、クラブフェイスを巨大化したパネルのこと。イメージフェイスをシャフトに装着して素振りをすることで、スイングの各ポジションでの正しい体の使い方をマスターすることができる練習器具だ。
「イメージフェイスをクラブフェイスと同じ方向に向けて手元近くに装着します。すると、スイング中、クラブフェイスとイメージフェイスは連動してつねに同じ向きを向くので、クラブフェイスを直接、目視しなくてもフェイスの向きを確認できます。
また、イメージフェイスには、表面に赤いラインが引いてあります。ハーフウェイバック以降、この赤いラインが右前腕部(右打ちの場合)と平行の状態を保つことで、G1メソッドの重要なポイントである右前腕部とシャフトがつくる約90度の角度をフィニッシュまでキープすることができます」(板橋コーチ)
では、具体的に、スイングの各ポジションでのチェックポイントを見てみよう。