32歳の妻が味わった、年収700万円「エリート夫」との地獄の生活

ストレスがたたり…
後藤 千絵 プロフィール

亜里沙の食事だけは何とか作って食べさせていましたが、食事以外はほぼ放置に近い状態で、亜里沙も日に日に元気がなくなり無表情になっていきました。

夫は、私が食事を作ろうともしないので、自分だけカップ麺を作って食べていたようでしたが、かわりに家事をやってくれるわけではなく、家の中はゴミ屋敷のようでした」

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これまでのご主人の無関心による不信感とストレスでまったく動けなくなった沙耶さん。

何が起こってもマイペースなご主人とのバランスが、コロナウイルスで環境が一変したことがより、不安定なものへと一気に転がっていってしまったようです。

 

「そんな私を見かねて、学生時代からの親友が、そんなに夫が嫌なら離婚を視野にいれて一度弁護士専門家に相談してみたらどうかと先生に連絡を取ってくれました。

言いにくいんですが正直、外にでるのも億劫でした。でも親友がせっかく予約を取ってくれたのだからとここに来たんです」

まずは別居して冷静に

私からは沙耶さんには、ひとまず実家に戻って、夫と距離を取るようにとアドバイスしました。客観的にみても、夫と自宅で長時間過ごしていることが、沙耶さんの精神状態に悪影響を与えているのは明らかでした。

沙耶さんは私のアドバイスを素直に受け入れ、子供を連れていったん実家に戻ることにしました。そのことをご主人に告げたとき、ちょっとホッとしたように見えたそうです。