「お、ねだん以上!」を見分ける方法はある photo/iStock

ユニクロ、ZARA…プロが教える「めちゃお得な商品」「じつは損する商品」の見分け方

店頭で一般の消費者がアパレル商品を手にとって値札と比べ、『ちょっと高いな』とか『お買い得かも』と直感する「お値打ち感」は結構、当たっていることが多い。

タイムセールなどで怪しい元「正価」からの割引を訴求され、つい騙されてしまう「有利誤認」もあるだろうが、多くの場合、素人の「直感」も玄人の鑑定と大差ない。長年、アパレルのものづくりと販売の実態を見て来たファッション流通コンサルタントの小島健輔氏が、本当にいいアパレル商品とダメなアパレル商品を「騙されない」で見分ける方法を明かした。

「お、ねだん以上!」かどうかを見極める方法がある photo/iStcok
 

判断は「同クラス・同アイテム・同時期」ですべし!

アパレル商品の「お値打ち」は品質と価格のバランスで必然的に決まるように思われがちだが、現実にはピンからキリまであるから同じようなクラスの中でないと比較にならないし、需給関係や値崩れ状況にも左右され、肝心の「品質」についても様々な価値観がある。

消費者が「お値打ち」を比較するのは自身が購入するクラス内であり、ショッピングモールでお手頃なブランドを比較するときに、プライスタグのケタが違うハイブランドと比べたりはしない。同時期の同じクラスの同じアイテムなら価格も半ライン〜ワンラインしか違わないし、素材やディティールもワンクラスの差しかないから、一般消費者でも直感的に「お値打ち」を比較できる。

「同時期の」と断ったのは、シーズンの初期→中期→末期と「市場価格」が下がっていくからだ。