10月27日 探検家ジェームズ・クック誕生(1728年)

科学 今日はこんな日

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"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

1727年の今日、イギリスの探検家ジェームズ・クックが誕生しました。

イングランド北部で生まれたクックは若くして石炭運搬船で働くようになり、3年後にはイギリス海軍の水兵となりました。18世紀半ばの七年戦争に際してはカナダ・ニューファンドランド島の複雑な海岸線を測量し、この功績によって英国王立協会の探検任務に抜擢されました。

クックは生涯で3度太平洋へ航海し、オーストラリア南東にある島々「ニュージーランド」にヨーロッパ人としてはじめて上陸を果たしました。その功績から、ニュージーランド最高峰の「クック山」や、北島と南島を隔てる「クック海峡」、島国の「クック諸島」にも名を残しています。

また、クックは史上初めて壊血病による死者を出さずに航海を成し遂げたことでも知られます。大航海時代以来、新鮮な野菜を摂れない船乗りにとって、ビタミンCの欠乏によっておこる壊血病は死の病気でした。クックは柑橘類のジュース(ロブ)やマーマレード、ザワークラウトを大量に持ち込み、壊血病の防止に努めたのです。

Photo by Getty Images