華原朋美さん「緊急入院」報道も…“自己破壊”を繰り返す「ギリギリの実態」

境界性パーソナリティ障害の可能性も
片田 珠美 プロフィール

睡眠薬や抗不安薬などを乱用していた患者の場合、難しいのは、服用を急に中止したり、減量したりすると、不安や不眠などの症状が悪化することである。

とくに睡眠薬は、急に服用を中止すると、睡眠薬を使用する以前よりも強い不眠が出現することがあり、「反跳性不眠(rebound insomnia)」と呼ばれる。そのため、服用量を徐々に減らしていく漸減法、もしくは服用間隔を開けていく隔日法を用いる。

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「処方薬依存」という深刻な問題

華原さんは以前も薬物依存の治療のために精神科病院の閉鎖病棟に入院したことがあるらしいので、不安が強くなり、精神的に不安定になると、睡眠薬や抗不安薬に過度に頼る傾向があるのかもしれない。

睡眠薬も抗不安薬も、原則として医師に処方してもらわなければ手に入れられない処方薬である。この処方薬に頼りすぎて依存するようになる処方薬依存が、現在深刻な問題になっている。