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夫が死んで「預金没収」された年金暮らし未亡人のヤバすぎる末路

生前に情報共有しなかったばかりに…

1000万の保険証券が紙クズに

妻のこと、夫のことなら何でもわかる。自分が世界一詳しい―そんな思い込みは、たいてい間違っている。しかもそれに初めて気づくのは、伴侶がいなくなり、すべてが手遅れになった後だ。

夫婦が元気な間に共有しておかないと、片方が亡くなってから数百万円、数千万円もの大損を招く情報がたくさんある。今のうちに対策を立てなければ、どちらが先に逝こうと、残された側は後悔に苛まれ、ひとり死んでゆくことになる。

どうすれば、妻や夫を悲しませずに済むか。さっそく実例を見ていこう。

夫がせっかく加入して掛け金を長年支払ってきた生命保険を、妻が受け取れないことがある。遺品整理の第一人者として知られる内藤久氏は、以前こんな夫婦を目にした。

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「夫の死後5年が経って、居間の棚に敷かれたクロスの下から、夫が昔加入した生命保険証券が見つかったんです。保険金額は1000万円でした。

しかし、保険会社は遺族が請求しない限り保険金を支払いません。しかも請求期限は、保険法で『死亡から3年以内』と定められているのです」

サラリーマンなら、現役時代に勤め先へ出入りする生保レディと仲良くなり、いわば「義理」で生命保険に加入することが珍しくない。

そうした保険は、妻が知らないどころか本人さえ忘れていることがある。