初代葱師・清水寅氏

「目の前の仕事に集中することが仕事も自分も変える」ネギ1本1万円で売る男の“社長”学

なぜネギ1本が1万円で売れるのか?(24)
「1本1万円のネギが売れている」そう聞くと驚く人も多いのでは?
『ねぎびとカンパニー』社長・清水寅氏は脱サラ後に農業を始めた中途参入組。しかし今では『ねぎびとカンパニー』のネギは1本1万円の価値が付くほどに…。
注目書籍『なぜネギ1本が1万円で売れるのか?』から毎日連載企画!
第24回では、寅氏が考える“社長の仕事”についてお届けします。>>今までの連載はこちら!
 

「葉切り」をする意味

掘ったネギは、コンテナに縦に刺していきます。100本入ったところで、「葉切り」という作業をやる。チェーンソーで葉っぱの先端だけ切り落とすのです。

ネギ収穫の様子

作業所に持ち帰ったあと、もう一度切って、出荷サイズに合わせます。それでも先端だけは畑で落としておくのは、水分を少し飛ばしたいからです。水分を飛ばせば味が濃くなるし、重量が減るぶん運ぶのも楽になる。

コンテナを並べ、チェーンソーを回しながら、その横を歩いていく。畑に落ちた葉っぱは、放っておけば枯れますから、枯れてからすき込めば、畑の栄養になります(作業場でネギむきをやったあとに出る皮や葉っぱは、葉切りで出る葉っぱより量が多いので、砕いてから畑に戻すようにしています)。