『ねぎびとカンパニー』

ネギ1本1万円で売るスーパー経営者が「従業員のやる気」を上げる「物凄い方法」

なぜネギ1本が1万円で売れるのか?(21)
「1本1万円のネギが売れている」そう聞くと驚く人も多いのでは?
『ねぎびとカンパニー』社長・清水寅氏は脱サラ後に農業を始めた中途参入組。しかし今では『ねぎびとカンパニー』のネギは1本1万円の価値が付くほどに…。
注目書籍『なぜネギ1本が1万円で売れるのか?』から毎日連載企画!
第21回では、従業員をいかに楽しく作業させるか…寅氏の挑戦をお届けします。>>今までの連載はこちら!

雑草をむしったときの音は「ラ」?

今回は収穫と出荷について説明しますが、それにからめて、僕がどういう組織を作りたいか、どんな会社にしたいか、も語りたい。

ここまで見てきた農作業と比べると、比較的、単調な作業が続きます。それをいかに楽しく、ノリノリで従業員にやらせるか。チームプレーに強い僕の力がもっとも発揮される分野かもしれません。

作業場でのミーティングの様子
 

楽しく働くことほど、生産性を上げる方法はないと思います。僕が農薬を嫌うのは、炎天下で従業員に過酷な作業をさせたくないからです。同じ重労働でも雑草取りは「きれいになったなあ」と達成感がありますが、農薬をまく作業にはそれがない。

雑草取りだって、可能なかぎり楽しくやりたい。スギナは手で取るしかないのですが、「むしったときのプチッという音は、ドレミファのどれかな?」と、音楽家に調べてもらったことがあります(答えは「ラ、シ」でした)。どんなに過酷な作業でも、遊び心をもって楽しみたいのです。