学術会議問題、ここにきて批判する野党のお粗末っぷりが明らかに…!

案の定、レベルの低さが露呈した…
長谷川 幸洋 プロフィール

それはなぜかと言えば、先週のコラムで指摘したように、学問の自由を脅かしていたのは学術会議自身だったことが、バレてしまったからだろう。北海道大学の奈良林直名誉教授が国家基本問題研究所に寄稿し、同大のM教授の研究について学術会議が圧力をかけ、研究を辞退させていたことが明らかになったのである(https://gendai.ismedia.jp/articles/-/76267)。

奈良林氏は当初「学術会議幹部は北大総長室に押しかけ、ついに2018年に研究を辞退させた」と書き、私も先週のコラムでそのまま紹介したが、その後、同氏は「幹部が総長室に押しかけた」部分を削除し「学術会議からの事実上の圧力で、北大はついに2018年に研究を辞退した」と訂正した(https://jinf.jp/weekly/archives/32608)。

それでも、圧力で研究を辞退させた事実は変わらない。

 

私は、この「北大事件」を「夕刊フジ」の連載コラムでも取り上げているが、夕刊フジ編集部の取材に対して、学術会議の広報担当者は「何をもって圧力なのか分からない」などと答えている。実に苦しいコメントである。詳しくは、本日10月16日に発売される夕刊フジをぜひ、ご覧いただきたい。

北大事件の最大のポイントは「学術会議の誰が、どのように圧力をかけたのか」「北大側は誰が応対し、なぜ圧力に屈してしまったのか」という点である。私は「M教授が研究を辞退しないと、学術会議は北大の学者を学術会議の会員に推薦しないぞ」と脅したのではないか、みている。