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やっぱりヤバすぎるトランプの「コロナデマ拡散力」…コーネル大の調査が示したこと

世界一の偽情報拡散器だった

本当にコロナにかかったの?

「新型コロナウイルスの致死率はインフルエンザよりはるかに低い」

新型コロナウイルス治療のため3泊のスピード入院をしたトランプ氏は、退院後、誰でも頭を傾げそうな、こんなツイートをした。ツイッター側はすぐにこの発言は偽情報であると認定、ツイートは削除された。

また、ホワイトハウスに帰還後、バルコニーから支持者を見下ろしながら演説を行おこなったトランプ氏は「体調は非常に良い」と発言し、実際にその姿は見るからに元気そのもの。

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フロリダ州で行われた選挙集会でもエネルギッシュなトランプ節を全開にした。

そんな姿を見ていると、ドキュメンタリー映画監督のマイケル・ムーア氏が自身のフェイスブックページで指摘した「トランプ氏の感染はフェイクである可能性がある」とする「陰謀論」も、にわかに真実味を帯びてくる。

ムーア氏は、劣勢のトランプ氏が同情票を集めるために、感染を偽っているのではないかと考えているのだ。

実際、トランプ氏は不動産王時代、マーケティングのために偽名を使うことで知られていた。

「トランプ氏はジョン・バロンやジョン・ミラーといった偽名を使って、ニューヨークの新聞記者に電話して“トランプがスタジオ54に、セクシーなモデルやセレブを連れて現れるぞ”と垂れ込み、取材に来させていたのです。メディアに対して自らそんなマーケティングを仕掛け、ゴージャズなライフスタイルを送っている様子を報じさせました。

そうすれば、それを見た消費者は自分のようなゴージャスなライフスタイルを送りたくなる、そして、自分が開発したゴルフコースやホテル、マンションはたくさんの客や居住者を獲得できると計算したのです」

とワシントン・ポスト紙のシニアエディターで、『トランプ』を執筆したマーク・フィッシャー氏は筆者に語った。