結婚8年目、35歳。

私は現在7歳の長女と3歳の長男がいて、2児の母だ。夫の中田敦彦とは、長女の生まれる1年前の2012年に結婚し、今年で結婚8年目を迎えた。

いろんなことはあったけれど、それなりに力を合わせて夫婦としてやっていっていると思う。

この夏35歳になった。

最近一緒にお茶をしたり、LINEをする友人は、多くが子供をきっかけとして知り合った、いわゆるママ友だ。

ママ友とは、「今日子供が持って帰ってきた幼稚園のスモックが汚れてないんだけど洗濯して明日持たせるべき?」とか、「これ美味しかったよ」とおすすめの冷凍うどんの写真が添付されるようなLINEのやりとりをする。

一応芸能人夫婦だからって、初めは「すごく気を使わせてしまうかもしれないな」「ママ友作るのは難しいかもな」なんて思っていたが、幸せなことに分け隔てなく仲間に入れてくれる友人ばかりで、とても心地がいい。私の娘や息子が「芸能人の子だ」と日常で意識することなく育っているのも、仲良くしてくれるママ友たちのおかげだと心から感謝している。

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私が小さいとき、絵本や映像で何度も見てきた物語の主人公のプリンセスは、大抵のストーリーが素敵な王子様と最後に結ばれ、「末長く幸せに暮らしましたとさ」で物語が終わる。母は家にいるときのエンタメとしてテレビとVHSビデオを多く見せてくれた。

3歳にもなると、自分でビデオデッキの操作の仕方を覚えていたと思う。特に私が気に入って見ていたのは『眠れる森の美女』で、自分でセッティングしては、擦り切れるほど見た。森でひっそりと暮らす美女はオーロラ姫という名のお姫様で、魔女に呪いをかけられて眠っている。しかし王子様に救われて、長い眠りから覚めるという物語。最後に二人が踊るシーンが特にお気に入りだった。妖精のふりかける魔法で、ドレスの色がピンクに、水色に、何度も変化するところがとにかく好きだった。

その後、お姫様は王子様と末長く幸せに暮らしましたとさ。「眠れる森の美女」のラストにそう締め括られていたかどうか記憶は定かではないが、たいていのプリンセスストーリーはそう終わる。

そして幼い私は、その一言にほっと胸を撫で下ろす。いろいろあったけど、最後に結ばれてよかった。末長く幸せで、めでたしめでたし。