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仕事がデキない人とデキる人、ネット検索に決定的な差があった…!

「検索語」を少し工夫するだけ!
博覧強記の読書家、読書猿。古今東西の名著で蓄えた膨大な知識を生かし、これまで『アイデア大全』『問題解決大全』などのヒット作を世に出してきた。そんな彼の新刊『独学大全』は、これまで自力で学んできた彼の考え方のエッセンスが詰まっている。独学にとどまらず、日常生活やビジネスなど様々な場面で応用可能なライフハックを、『独学大全』から紹介する。
「三日坊主と決別する方法」を伝授した、前回の記事はこちら
 

古代ギリシア以来の難問

おや、ソクラテス、いったいあなたは、それが何であるかあなたにぜんぜんわかっていないとしたら、どうやってそれを探求するおつもりですか?(中略)あるいは、幸いにしてあなたがそれをさぐり当てたとしても、それだということがどうしてあなたにわかるでしょうか――もともとあなたはそれを知らなかったはずなのに

プラトン『メノン』(藤沢令夫訳・岩波文庫)

バチカン教皇庁内にあるラファエロ作「アテナイの学堂」。中央左がプラトンと言われる[Photo by gettyimages]

プラトンの対話篇『メノン』には、このような「探求のパラドクス」が登場する。探しているものが何なのか知らなければ探し出せない。しかし対象が何か知っていれば、わざわざ探す必要はない。

「インターネット」という情報の海で必要な知識を検索している我々も、似たような悩みを抱えているのではないだろうか。「知らないけども調べたい事柄」が自分の中で明確になっていれば、そのワードを検索窓に入れるだけでかなり良い情報が出てくる。しかしそうでない場合、いくらGoogleに頼ったところでお望みの答えは出てこない。

そこで今回は、Googleをはじめとしたサーチエンジンの上手な使い方を伝授する。検索サイトは「調べる」ためのものではなく、情報を「選別する」ためにあると意識するのがポイントだ。