国際化を目指すなら、サイズ対応こそ必要では?

昨今、ユニクロ・GU・しまむら・H&M・ZARAなどの、いわゆるファストファッションブランドが人気だ。価格が安く、日本全国に店舗があって誰でも買いに行きやすく、トレンドをおさえられる。実際、週末にそれらのお店に行くと、店内に人がごった返し、試着室やレジに長い行列ができていたりする(コロナ禍の現在ではでそれほどでもないかもしれないが)。

スウェーデンのファストファッションメーカーの『H&M』。豊富なサイズ感も魅力だ。photo/Getty Images

上記のようなファストファッションブランドは、プラスサイズ女性にも人気だ。なぜなら他のアパレルショップには置いていないようなLサイズ以上のものが店頭で試着でき、買えるからだ。

外国人女性の友達からもよく「日本の服や下着が小さすぎて入らない。どこで買えばいい?」と聞かれる。彼女たちはプラスサイズという訳ではなく骨格的な問題でサイズが合うものを探すのが難しいという。そんなとき、私は外資系ファストファッションブランドを案内するが、果たしてそれでよいのだろうか?と思う。それらのブランドの多くは、彼女たちの国にもあるお店で、彼女たちはせっかく日本に来ているのに、ジャパンメイドを買えないのだ。

日本だから日本人女性の体型に合わせて作られる服が多いのは分かるが、コロナ禍以前の日本は、東京オリンピックに向けて『国際化社会』『インバウンドビジネス』で湧き立っていたのに、アパレルショップのことを考えると、なんだかモヤモヤする気分になってしまう。

細身でも外国人には日本の服は小さいという声も多い。photo/iStock